【トツキトウカ SHIZUOKA EAST meets TEENs】
赤ちゃん と共に中学3年生のクラスを訪問しました!
~トツキトウカSHIZUOKA EAST2016発行記念事業~
2016年10月18日(火)、
赤ちゃんと共に、中郷西中学校の3年3組を訪問しました~!!!
1時間目
まず担任の斎藤真子教諭 及び、ママとね代表の中島からプロジェクトの内容を説明したあとで、
発行したて、できたてホヤホヤのトツキトウカ SHIZUOKA EAST 2016が生徒に手渡され、さらに県東部で撮影したロケフォトをつないだPR動画を見ました。
それぞれのトツキトウカから15年後の彼ら彼女たち。ママパパ、じぃじばぁばから赤ちゃんへの詩をよんでどんな風に思ったでしょうか。
動画を見る生徒たちの真剣な眼差し、
食い入るように見つめる子、うっすら涙ぐむ子。
先生からどんな風に感じるかな?と聞かれ、
「赤ちゃんが大事にされている」
「ちゃんと愛されてる」
「赤ちゃんの周りの人がみんな笑顔です」
生徒さんたちの暖かい表情が印象的でした。
2時間目
いよいよ、3組の赤ちゃん親子との交流です。
一番小さい、生後1か月の赤ちゃん(第2子)を連れていらしたKさんからは、
「どこにもお母さんになる教科書はないんです。どうしていいか全然わからない。
赤ちゃんの成長と一緒に、自分も、これでいいのかなって悩みながら、育ててきました」
と、産んだら自動的に母になるわけではなく、みな悩みながら子育てしていることを教えてくださいました。
Aさんは、自身の2回の流産の経験を話してくださいました。
「私は、4回妊娠したけど、子どもはこの子とお兄ちゃんの二人だけ。どういうことか分かりますか?」 会場からはあちこちから生徒たちの小さな声で「流産?」と。
「そう、私は2回流産しています。だから、生まれてきてくれただけで、本当に奇跡。待ちに待った命だったんです。」
目の前にいる赤ちゃんが、そしていま一緒に授業をうけている生徒たち、私たち、そのひとりひとりが奇跡なんだということ・・・・・。実感してくれたかな。
そして、Mさんは自身の切迫流産の経験を語ってくれました。
「ひょっとしたらひょっとしてしまうかもしれない、(お腹のなかの)命。
入院しながら、毎日毎日不安で・・・・。あと一日、あと一日と祈るように過ごしました」
そんな不安と祈りのなかで過ごした妊娠生活。
そして、ようやく迎えた出産。その気持ちを詩にしてくださった、自身の「トツキトウカ SHIZUOKA EAST 2016」 掲載作品を最後に朗読していただきました。
ハイリスク、
真っ赤な字で書かれたカルテ
あとも一日、あと一週間
元気でいてね
おなかの中のあなたに話し続けた
だんだんと大きくなるおなかに
あなたの命を強く感じた
ちいさなあなたの産声
ちいさなあなたの手を握り
うれしくて
ほっとして
涙がこぼれた
ようこそ 我が家へ
生後0か月 sweet orange (三島市) ~トツキトウカ SHIZUOKA EAST 2016より~
そして、いよいよふれあいタイム!!!
赤ちゃんを囲んだ生徒たちの純粋で和やかな笑顔、
暖かくてジーンとくるひと時でした。
最後に、生徒たちのお母さんが準備してくれた
自らの幼少期のエピソードや写真を封筒にいれて手渡し。
その時の表情と言ったら!!!
特集を組んでいただいたnews every. でも紹介された、持田さんのお母様の手紙をご紹介。
生徒さんひとりひとりの表情が、ほんとうに素直で
様子を見守る私たちの方が涙ぐみそうでした。
生徒たちはそのあと、今の想い、親への想いを言葉に記しました。
生徒たちの作品も印刷物にすべく、現在、準備中です。
(撮影協力: studio Caplis (沼津市今沢) )
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このプロジェクトの詳細は、
2016年10月28日(金) 18:15- 静岡第一テレビの『ニュースevery 』で放映されました。
それぞれのトツキトウカから 15年たった彼・彼女たちは何を想うのか、
そして親たちは今、何を想うのか、
15年後には命を育む側にいるかもしれない彼、彼女たちの素直な気持ち・・・。
放送後、たくさんの反響をいただきました。有難うございました。
最後に、このプロジェクトにご協力いただいた、
三島市立中郷西中学校、担任の斎藤先生、心より感謝いたします。
ご協力いただいた3組の親子、中郷西中学校教頭の土屋先生、企画の中島と。
(担任の斎藤先生は次の授業の最中で一緒に撮れませんでした)