ママの防災の知識をゼロからイチを目指し、
少しずつ、日常の生活に取り入れられるこのシリーズ。
今回も、ママ防災のスペシャリスト 高良綾乃氏にご協力をいただき、
普段の生活からできる、防災の小ネタをご紹介します。
春ですね。いよいよ衣替えの時期ですよね。
「衣替え」と「防災」というと、まったく関係ないように思うかもしれませんが、
実は、いくつも防災ポイントが隠れているんです。
忙しい主婦にしてみたら、いつもの家事をしながら、
同時に、防災対策ができるなんて嬉しいですよね。
ぜひ、難しく考えずに、まずはやってみてください!
水の備蓄の計算は、
大人1人×3ℓ×7日間=21ℓです。
4人家族なら21ℓ×4人=48ℓ!2ℓペットボトル6本入りで4箱分になります。
不要な衣類がセーター6枚分あったとしたら、それらを処分することで、
備蓄用の飲料水12ℓ分(1箱分)に相当するスペースを空けることができます。
備蓄の大切さはわかっているけど、置き場所がなくて困っているという方は、
衣替えの機会に、セーターに限らず不要な衣類の処分を検討してみてください。
「動きやすい」服は「非常持ち出し」バッグに。
避難中に着替えとして活用できます。
作業のしやすさや、寝やすさ、乾きやすさを考慮すると、速乾性のあるジャージのような柔らか素材の上下セットは便利です。
下着類も3セット(3日分)ほどあると、ひとまずの用意になります。
古びた衣類はウェス(使い捨て雑巾)に
半分は「手のひらサイズ」に切って日常用、
半分はそのままの大きさで災害用に残しておくと便利です。
●普段はガスコンロや換気フード、玄関汚れ、サッシのお掃除に。(手のひら大)
●災害時はトイレや台所など排水ができない可能性があるので、
ビニル袋に古着を入れて簡易トイレの吸水体として利用したり、
調理排水や飲みきれないラーメンの汁を吸わせて使います。
水害時には、使い捨ての雑巾としても重宝します。
非常持ち出しバッグの中の子供服をチェック
非常持ち出し袋の衣類は、季節や子どもの成長にあわせて入れ替えが必要です。
自宅の衣替えのタイミングにあわせて、持ち出しバッグのチェックも!
お待ちかねのお時間です~♪
~ほうれん草の磯辺和え~
<材料と道具>
*ポリ袋(高密度ポリエチレン/Mサイズ)1枚
*ほうれん草 小1束(30g程度)
*焼き海苔 1枚(3切)
★醤油 小さじ1弱
★みりん 小さじ1
★削り節 大さじ2
<作り方>
① ほうれん草と焼き海苔を一口大に切る。根っこはバラバラに。
②材料をすべてポリ袋に入れ、沸騰したお湯で3分ゆでる。
(軽くて浮いてしまうので、途中で1度ひっくり返す)
~編集後記~
3月は新年度に向けて
生活を見直すチャンスですね。
お子さんを巻き込んで、家族を巻き込んで、
今一度、点検されてみてはいかがでしょうか?
今月も学びをありがとうございました!!
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