【3月のママ防災】衣替え・衣類の整理は立派な防災!!
2023/03/10(金)

ママの防災の知識をゼロからイチを目指し、
少しずつ、日常の生活に取り入れられるこのシリーズ。

 

今回も、ママ防災のスペシャリスト 高良綾乃氏にご協力をいただき、
普段の生活からできる、防災の小ネタをご紹介します。

 

 


 

 

衣類の整理。これも立派な防災対策!

 

春ですね。いよいよ衣替えの時期ですよね。

 

 

「衣替え」と「防災」というと、まったく関係ないように思うかもしれませんが、

実は、いくつも防災ポイントが隠れているんです。

 

忙しい主婦にしてみたら、いつもの家事をしながら、

同時に、防災対策ができるなんて嬉しいですよね。

 

ぜひ、難しく考えずに、まずはやってみてください!

 

 

 

セーター6枚分で12ℓの水の備蓄スペース

 

水の備蓄の計算は、

 

大人1人×3ℓ×7日間=21ℓです。

4人家族なら21ℓ×4人=48ℓ!2ℓペットボトル6本入りで4箱分になります。

 

不要な衣類がセーター6枚分あったとしたら、それらを処分することで、

備蓄用の飲料水12ℓ分(1箱分)に相当するスペースを空けることができます。

 

備蓄の大切さはわかっているけど、置き場所がなくて困っているという方は、

衣替えの機会に、セーターに限らず不要な衣類の処分を検討してみてください。

 

 

 

<衣類の処分方法・寄附先>

 

(1)  行政による回収。行政が不要になった古着の回収を行っている地域があります。回収にはルールがありますので事前に確認が必要です。

例)三島市の衣類回収について

https://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn011245.html

 

(2)  交換会。子供服などは子育て支援センターや子育てサークルなどの交換会や、インターネット上のリユースグループをうまく活用してみるのもgood。

例)くらしリユース.net

(筆者と長泉のママが協同でボランティア運営するリユースグループ。登録無料)

https://www.facebook.com/groups/2136694309897698/?ref=bookmarks

 

(3)  リメイク。カバンや小物、足ふきマットなどにリメイク。購入代金の節約にもなって一石二鳥ですね。

 

(4)  企業やNPOへの寄附。送料負担・用途など事前の確認が必要です。

例)もったいないJAPAN

https://kifunavi.jp/reputation/mottainai-japan/

※企業やNPOへの寄附に関しては、送料負担・活動内容・実績・信用などは、各自の判断・自己責任でお願い致します。

 

 

もう着ないけど処分はもったいない!
「動きやすい」服は「非常持ち出し」バッグに。

 

避難中に着替えとして活用できます。

 

作業のしやすさや、寝やすさ、乾きやすさを考慮すると、速乾性のあるジャージのような柔らか素材の上下セットは便利です。

 

下着類も3セット(3日分)ほどあると、ひとまずの用意になります。

 

 

古びた衣類はウェス(使い捨て雑巾)に

 

半分は「手のひらサイズ」に切って日常用、

半分はそのままの大きさで災害用に残しておくと便利です。

 

●普段はガスコンロや換気フード、玄関汚れ、サッシのお掃除に。(手のひら大)

●災害時はトイレや台所など排水ができない可能性があるので、

ビニル袋に古着を入れて簡易トイレの吸水体として利用したり、

調理排水や飲みきれないラーメンの汁を吸わせて使います。

 

水害時には、使い捨ての雑巾としても重宝します。

 

 

非常持ち出しバッグの中の子供服をチェック

 

非常持ち出し袋の衣類は、季節や子どもの成長にあわせて入れ替えが必要です。

 

自宅の衣替えのタイミングにあわせて、持ち出しバッグのチェックも

 

 

 

お待ちかねのお時間です~♪

ポリ袋クッキング
~ほうれん草の磯辺和え~

 

  

<材料と道具>

*ポリ袋(高密度ポリエチレン/Mサイズ)1枚

*ほうれん草  小1束(30g程度)

*焼き海苔      1枚(3切)

★醤油                  小さじ1弱

★みりん              小さじ1

★削り節              大さじ2

 <作り方> 

① ほうれん草と焼き海苔を一口大に切る。根っこはバラバラに。

②材料をすべてポリ袋に入れ、沸騰したお湯で3分ゆでる。
(軽くて浮いてしまうので、途中で1度ひっくり返す)

監修 高良綾乃(たから あやの)/静岡県三島市在住/1児の母
肩書:ママ防災アドバイザー /お弁当アドバイザー
所属:三島市防災士会 /スマイルbosaiらぼ 代表(ママ防災サークル)
メディア:ボイスキュー はぴはぴ子育てレギュラー(第3水曜)

 

 

~編集後記~

3月は新年度に向けて
生活を見直すチャンスですね。
お子さんを巻き込んで、家族を巻き込んで、
今一度、点検されてみてはいかがでしょうか?

今月も学びをありがとうございました!!

 

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