ママの防災の知識をゼロからイチを目指し、
少しずつ、日常の生活に取り入れられるこのシリーズ。
今回も、ママ防災のスペシャリスト 高良綾乃氏にご協力をいただき、
普段の生活からできる、防災の小ネタをご紹介します。
外出先で被災した時には、バッグの中身だけが頼りです。
何をどれくらい持てばいいのでしょうか。
あれこれ持ちすぎると量も増え日常生活に支障がでます。
結果「重いからやーめた!」と投げやりになっては本末転倒。
まずは自分の「身を守り」、次に今いる場所から自宅まで、
あるいは安全な場所(最寄りの避難所など)まで「移動」するのに必要なモノ。
安全な場所で「待機」する(夜を明かす)のに必要なモノ
季節、天候、時間、屋外(昼、夜、夏、冬、雨)に対応できるモノ
よく「バッグに水や飴を持っていた方がいいですか」というような質問をうけます。
確かに食品は大切ですが、それ以上に忘れてはならないのが、
「衛生グッズ」と「情報ツール」です。
地震や竜巻の後などは、細かな砂埃が舞い上がって目やのどを痛めることがあります。
また、水害時には、不衛生な水の中を膝までつかって歩く場合もあります。
のどを守るためのマスク、目や手を拭くためのハンカチ、ティッシュ、ウェットティッシュ、アルコールジェル、ベビーケア用の綿棒、冬は保湿クリーム、夏は虫よけなど、基本的な衛生グッズは必須です。
お薬を常用されている方はお薬手帳も。
最も身近な情報ツールはスマホや携帯電話などです。
3.11以降の通信ネットワークの強化により、場合によっては通話・通信できる可能性もあります。
災害情報、交通情報、天気、地図、安否確認、SNSなど、あらゆるシーンで必要ですので、予備バッテリーも一緒に常備!
ただし便利な電子機器だけでなく、主要な連絡先のメモや地図など「紙」情報もしっかりスタンバイしておきましょう。
お子さんの学校の「災害時引き渡しマニュアル」も。
大判のハンカチはマフラーや授乳ケープの代用品になるし、包帯代わりに傷口を塞いだり、捻挫した足首の固定などにも活用できます。
小さな風呂敷代わりにもなるでしょう。汎用性の高い物を揃えるのは、荷物の軽減化に役立ちます。
他には、清潔なビニル袋は水の運搬、傷口のカバー、防風雨対策、トイレゴミ用袋と用途が広いです。
車は第2の避難所。
歩きやすい靴、防寒具、ヘルメット、着替え、トイレグッズ、予備のメガネなど、かさばる物は車内に備蓄するのもひとつの方法です。
タブレットを充電するためのシガーソケットチャージャーと充電ケーブルも忘れずに。
グッズ以前に、
「外出前にはスマホを常に充電する」
「日頃からガソリン補充を心掛ける」
「家族の行き先を把握する」
「災害アプリをダウンロードしておく」 などの心がけも立派な防災対策です。
ティッシュ、ウェットティッシュ、マスク(大人・こども)、ライター、輪ゴム、傷パッド、綿棒、洗浄綿、絆創膏。
100均のポーチにパッキング。
ごみ袋、ポリ袋、レジ袋(大小)、油性ペン(太・細)、応急処置用マウスピース。
滅多に使わないので、かばん底のポケットに。
本体とケーブル。離れ離れにならないようにマジックテープで巻きつけてある
こどものイタズラ防止のため、普段は内ポケットの中に
ミニ万能ナイフ・照明・ホイッスル・アルコールジェル
水なしで食べやすいもの。付箋で賞味期限管理。
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監修 高良綾乃(たから あやの)/静岡県三島市在住/1児の母
肩書:ママ防災アドバイザー /お弁当アドバイザー
所属:三島市防災士会 /スマイルbosaiらぼ 代表(ママ防災サークル)
メディア:ボイスキュー はぴはぴ子育てレギュラー(第3水曜)
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最近は異常気象で、停電や水害、避難指示のニュースが一年中、耳に入るように思います。
災害はいつ起こるかわかりません。
外出時のバッグの中身がとても大切だとういうことを、今回は勉強することが出来ました。
高良先生、ありがとうございます!!
また来月も皆さん、一緒に学びましょう♡♡
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