ママ防災の第4回目。
ママの防災の知識をゼロからイチを目指し、
少しずつ、日常の生活に取り入れられるこのシリーズ。
今回も、ママ防災のスペシャリスト 高良綾乃氏にご協力をいただき、
普段の生活からできる、防災の小ネタをご紹介します。
9月は防災月間ですね。
でも、新学期が始まるとアレコレ忙しいから、
夏休みのうちに、家族みんなで防災対策の見直しをしてみましょう。
最優先は備蓄!?
いいえ、家具の固定と自宅の耐震対策です。
家具の固定はOK?
(固定もいいけど、中身をチェック。本当に全部必要?)
窓ガラスに飛散防止フィルムは貼ってますか?
たとえば・・・
玄関に自転車、花瓶、スポーツ用品、傘がぎゅうぎゅうで倒れそうなの傘立てなど。
家具の固定や飛散防止フィルムを家中まるごといっぺんにやるのは、ひと苦労。
優先順位をつけて、少しずつね(子供部屋、リビング、寝室など)
自宅の耐震補強工事には行政からの補助金も忘れずチェック!
本当に持ち出せる「収納場所」でしょうか?(高良家はベッドの脇です)
具体的に避難行動をイメージするために、収納場所からリュックを持ち出して、
実際に靴を履いて外に移動してみてください。まずどこへ行きますか?
テストでブレーカーを落としてみましょう。
夜間、電気が消えた状態で避難できますか?
非常灯は用意してますか?それはつきましたか?
頭は保護されていますか?
歩きやすい靴ですか?
両手はフリーがベストです。
女性は、防犯上の視点からボディラインを隠せる衣服を(パーカなど)。
季節にあった衣類、簡易カイロ、保湿クリーム、雨具は入っていますか?
雨具は穴が開いていないか、実際に着てみて!
応急処置セットと衛生用品も。携帯トイレも念のため。
懐中電灯やラジオはつきましたか?
電池の液漏れをチェックして。
「何かあれば避難所へ」と思っている人も多いのですが、
避難所の収容人数はせいぜい数百人ですので市民全員が避難できるはずがありません。
お住まいの町内の避難場所(神社や広場、公民館など)や、知人宅、など明確に決めましょう。
ちなみに、高良の組の避難場所(一時避難地)は、道を渡ってすぐの駐車場(6台ほどのスペース)です。
これは、町内会(自主防災会)によって決められています。行政ではありません。
町内や組の避難訓練でしっかり確認しましょう。
とにかく命を守るために逃げる場所です。
特に、津波の危険があるエリアは事前によく確認しておく必要があります。
また、自宅で被災するとは限りません。
仲の良い友人宅や習い事の教室、バイト先など、よく行く場所からの最寄りの避難場所を再確認して、
実際に歩いてみましょう。歩きですよ!歩き!
保育園、託児所、幼稚園や小中学校が、災害時にどんな対応をするのか、しっかり把握できていますか?
お子さんが複数の場合、誰から順に迎えに行くのか、
車でもいいのか、迎えに行けない場合はどうなるのか、などしっかり確認しましょう。
そして、その訓練を日頃しているかどうかの問い合わせも。
学校の災害対応マニュアルによくあるのが、
「学校に近い場合は学校へ戻る。自宅に近い場合は帰宅する」というもの。
小学校低学年のお子さんが災害時、この判断を1人でできるでしょうか。
「このコンビニより前ならお家に戻るね!」というように、子どもでもわかりやすいポイントを家族で決めましょう。
万が一に備えて、迂回路も確認しましょう。
A:パスタの材料
*スパゲティ(1.6mm)100g(半分に折る)
*水 200ml
B:ソースの材料
*コーン缶、ツナ缶 大さじ3
*長ネギ 5cm(ハサミで輪切り)
*ピーマン 1/2個(ハサミでカット)
*トマトケチャップ 大さじ3
*めんつゆ 大さじ1
*はちみつ 小さじ1/3
*塩コショウ 少々
*高密度ポリ袋(Mサイズ)250mm×350mm程度 2枚
*鍋
*調理ハサミ
① (事前に)Aをポリ袋に入れて全体が水につかるように平たく置き3時間以上、浸水させます。
白く柔らかくなったら、空気を抜いてポリ袋の口をしばります。
② Bの材料を全てポリ袋に入れたら、空気を抜いて口をしばります。
③ 鍋にお湯(分量外)を沸かし、①は表示時間にプラス2分、②は5分茹でます。
④ ①の余分な水を捨てて②に加え、全体を混ぜ合わせます。
☆災害時を想定した包丁を使わないレシピです。
☆お好みで、缶詰マッシュルームや粉チーズをプラスして!
お盆休み中に是非、ご家族で話し合ってみてください。
日頃のコミュニケーションがその時の家族の命を助けることでしょう。
今月は少し遅れての発行申し訳ありません。
また来月も皆さん、一緒に学びましょう♡♡
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