【10月のママ防災】台風の規模って??
2022/10/02(日)

10月のママ防災!
ママの防災の知識をゼロからイチを目指し、
少しずつ、日常の生活に取り入れられるこのシリーズ。

 

今回も、ママ防災のスペシャリスト 高良綾乃氏にご協力をいただき、
普段の生活からできる、防災の小ネタをご紹介します。

 秋は台風の季節。 台風の規模ってどうなの? 

 

 

台風の発生数:月別の平年値って?

 

台風の月別の平均値、どれくらいでしょうか?

<台風の発生数の平年値>

●7月  3.7個
●8月  5.7個
●9月  5.0個
●10月  3.4個

9月で、いったん落ち着くかと思いきや、まだまだ油断できないんですね~。

 

秋台風は速度を速めながら日本付近に近づくことが多く、
日本付近の秋雨前線の活動を強めて大雨をもたらすこともあります。

とはいえ、突然おそってくる地震とは異なり、
台風というのは、予報が出るわけですから、
事前にしっかりと準備する時間はありますね。

 

天気予報を見る時、こんなことに注意すると、
「今回はなかなか強いな。あれも準備しておこう!」というような、判断材料にできますよ。

(イラスト:気象庁提供)

 

台風の規模をみるときの、3つのポイント! (強さ✕大きさ+雨量)

 

ここは押さえておきたい!3つのポイントをお知らせします。

 

①強さ

 

台風の強さは【最大風速】によって決まります。

「強い」     33~44m/s未満
「非常に強い」    44~54m/s未満
「猛烈な」    54m/s以上。 

の3段階です。

風速54m/sというと、走行中のトラックが横転したり。電柱や街灯が倒れるかもしれないレベル!

(イラスト:気象庁提供)

 

大きさ

 

風速15m/s以上の範囲が・・・

「大きい(大型)」    半径 500~800km未満
「超大きい(超大型)」     半径 800km以上

 

風速15m/s以上というと、
風に向って歩けないとか、転倒する人もでるレベルです。

子どもを連れて歩くには、あまりに危険だな~とわかりますか?

 

③雨の量

 

高良の町内では、30mm以上の雨が降ると、橋の近くが浸水する、
という目安があります。
(イラスト:気象庁提供)

 

みなさんがお住まいの地域でも、
「〇〇mm以上の雨が降ると、こうなる」という目安があれば、

 

車の前輪だけでも一段上(ブロックなど)にあげておこう、とか、
自宅にいても大丈夫だな、など判断するときに分かりやすいと思います。

 

 

「記録的短時間大雨情報」って、ご存知ですか?

 

数年に一度程度しか発生しないような

短時間の大雨を観測・解析したときには

「記録的短時間大雨情報」を発表します。

 

この情報が発表されたときは、
お住まいの地域で、
土砂災害や浸水害、中小河川の洪水害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。

 

天気予報をしっかり確認して、

だいたいの状況をイメージできるようにしておきましょう。

 

正しい知識があれば

備えもしっかりとできますね。

 

また来月も皆さん、一緒に学びましょう♡♡

 

 

 

 

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