持続発展するまちづくりのためには、経営的な視点が求められます。ただ、目標や計画、数字といった側面が行き過ぎてしまうと、まちづくりの一つ一つの過程や関わる一人一人との関係性が「手段」となってしまいかねず、その生命力をむしろ失わせてしまう結果にもなりかねません。

そこで、、第一部では、「ゆっくり、いそげ～カフェからはじめる人を手段化しない経済」の著者で、経営者でもある影山知明氏をお呼びし、
『人を手段化しない経済』とはどんなものなのか、経営者の立場からこれをご講演いただきます。

第二部では、まちづくりに応用するとは？と題し、ダブル講師で講演いただきます。影山氏は、地域にねざしたシェアハウス経営や地域通貨「ぶんじ」の運営をされています。また、講師お二人目の土肥潤也氏は、若者によるまちづくりや、近年では本を通して地域の人の参画を促す「みんなの図書館『さんかく』」の運営で注目を集めています。
「ゆっくり、いそげ」の考え方を『まちづくり』に生かすヒントを、それぞれの立場から自由にご講演いただきます。

講座前には、シンガーソングライターの たなかみどり（プロフィール）さんの演奏もお楽しみください♪

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「ゆっくり、いそげ」講演会 in 静岡東部

日時：　5月28日（土）
場所：　三島市生涯学習センター　３F　講義室
参加費：　1000円
定員：　50名

【スケジュール】
13:30 受付開始
13:50- 14:00 たなかみどり さんによる演奏
14:00-15:00 第1部「ゆっくり、いそげ　～カフェからはじめる人を手段化しない経済～」　　講師：影山知明氏
15:00-15:10 休憩
15:10-16:10 第2部　「ゆっくり、いそげ　～まちづくりへの応用をさぐる～」　講師：影山知明氏・土肥潤也氏

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【講師紹介】
影山　知明氏
1973年西国分寺生まれ。東京大学法学部卒業後、マッキンゼー&カンパニーを経て、ベンチャーキャピタルの創業に参画。その後、株式会社フェスティナレンテとして独立。
2008年、西国分寺の生家の地に多世代型シェアハウスのマージュ西国分寺を建設、その1階に「クルミドコーヒー」をオープン（同店は、2013年に「食べログ」カフェ部門で全国1位となった）、2017年には国分寺に「胡桃堂喫茶店」をオープン。出版業や書店業、哲学カフェ、大学、米づくり、地域通貨などにも取り組む。
2022年より、ミュージックセキュリティーズ株式会社（セキュリテ）のCOO（最高執行責任者）も務める。
著書に、「ゆっくり、いそげ」（大和書房）、「続・ゆっくり、いそげ」（査読版、クルミド出版）がある。

土肥潤也氏
1995年静岡県焼津市生まれ。大学在学時より若者の社会・政治参加に関する活動に参加し、YEC（若者エンパワメント委員会）代表、NPO法人Rights理事などを歴任。2015年　NPO法人わかもののまち 設立、代表理事就任。全国各地で子ども・若者の地域参加、政治参加に関わる研修や実践支援に取り組む。
2020年 一般社団法人トリナス を共同創業、代表理事就任。「みんなの図書館さんかく」の立ち上げや、県内外でまちづくりのコーディネートを行う。
内閣官房 こども政策の推進に係る有識者会議 臨時委員。

本事業は、令和４年度地域づくり団体活動支援事業です。