三島市立図書館では、９月からの企画展示「知っていますか？がんのこと」の実施に合わせ、特別講座を開催します。
自身ががんを患い、それを子どもに伝えるため絵本にしたおかあさん、前田美智子さんと、お子さんの障がいのことを保育園のお友だちにわかるように絵本にしたおかあさん、竹山美奈子さんにお話を伺います。病気のこと、障がいのこと、子育てのこと。抱えていることは違っても、子どもへの想いはひとつ。

絵本で一緒に考えてみませんか？

おはなしするひと

●前田美智子さん

子宮頸がん経験者・１児の母・東京都在住

一般社団法人キャンサーペアレンツえほんプロジェクトリーダー

こどもを持つがん患者同士がつながるピアサポート団体「キャンサーペアレンツ」で、「えほんプロジェクト」のリーダーを務め、がんについて悩みを持つ親子のコミュニケーションのきっかけをつくるための絵本の製作をすすめている。

●竹山美奈子さん　　　

フリーライター・１児の母・三島市在住

「すずちゃんののうみそ」（岩崎書店）作者

自閉症をもつ娘すずちゃんのことを保育園のお友だちにわかるよう紙芝居にして自費出版。それが出版社の目に留まり、１月に絵本化された。編集・宣伝職の経験を生かし、在宅で執筆やデザインをしている。